読書感想「ジェーン・エア」

孤児のジェーンは叔母と従姉妹の家で養ってもらっているが、意地っ張りの態度ゆえに、
日々虐待されていた。その後、教育施設に送られる。その劣悪な環境で、ジェーンは知識を蓄えて、
やがて教師として自立し、その主人と恋に落ちるが、それは身分違いの恋だった。

エミリーの「嵐が丘」が素晴らしかったので、読んでみました。
美しくも、身分もない、聡明ではあるが、どこか頑なな女性、ジェーン。
嵐が丘の人物が、激情で本能のまま生きているのが魅力なのに対し、
宗教的な戒律を重んじて禁欲的に生きるジェーンの姿に、私はいまいち共感できませんでした。

人物描写も、すごく偏っているし、冷静に欠点を見抜くジェーンの目が少し怖い。
当時の女性から見たら、ものすごく自由に生きているのかもしれないけど、
現代人の私から見ると、ジェーンの生き方は堅苦しく、もっと楽に考えればいいのに…と思わずにはいられなかった。

それにしても、作中の教育施設は、実際の経験を元にして書かれたものらしく、
そう知って読むと生々しくてすごかった。寒い、ひもじい、虐待、の三重苦。
全寮制のあんなところに送られたら、わたし死んじゃう。

ネタバレ
共感できなかったジェーンの行動あれこれ
・ロチェスター氏が妻を隠していたのはずるい行動だけど、彼の側にいてあげたらいいのに。
 キリスト教的にタブーなのだろうけど。
 でも話し合いもされず、置いてけぼりにされたロチェスター氏かわいそ(´∞` )
・老女に物乞いと言われてキレるジェーン。でも物乞いしてたじゃん…。
・農民、学のない人々、フランスに対する偏見。固定観念からくる物言いがちらちらあるのが気になる。
[PR]
by moonish2 | 2012-12-30 15:59


生活に潤いと幕末があればそれでいい


by moonish2

プロフィールを見る
画像一覧

重要なお知らせ

本館が引っ越しました。
新アドレス
http://moonish3.web.fc2.com/

お手数ですが、リンク先の変更をお願いします!!

その他のジャンル

ブログパーツ

以前の記事

2014年 03月
2014年 02月
2014年 01月
more...

ファン

記事ランキング

ブログジャンル

日々の出来事
歴史

画像一覧