映画感想「ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日」

主人公パイはインドで動物園を経営しているお家の子供。
ある日、トラのリチャードパーカーがやってくる。トラに魅了されたパイはなんとか友達に
なりたいと考えるが、その獰猛さを目の当たりにする。
その後、動物園を売却してカナダに移住する航路で、嵐にあい、パイはリチャード・パーカーとともに漂流することになってしまう。

始まって数分で「あ、この映画は当たりだ」と久々に感じた作品。
最後まで見ても、もちろん当たりでした。
鮮やかな色彩の美しい映像、寓話的なストーリー、水の描写。
漂流、とタイトルにはあるけど、サバイバルものでは決してないです。
まるで神話みたいな、作為的な展開で、終わった後で「あ、あれは伏線だったんだな」と考えさせられる。
色々書きたいけど、全部ネタバレになってしまうというジレンマがあるので、ぜひ他の人にもすすめたい。
トラはほぼCGだそうですが、どのシーンでも気高く美しかったです。

以下ネタバレです

最後のシーンが来るまで、パイにとっての実話だと疑わなかったんだけど、
「トラは君だ」のセリフで、全部がつながって、ぞっとしました。
オランウータン(母)が殺されるまで、トラが姿を現さなかったわけ。
「リチャードパーカーがいたから、僕は生き延びられた」というセリフ。
嵐(神)の暴風に、トラが怯えていた理由、そしてそのあと衰弱した理由。
陸に辿り着いたとき、肉食である自分と決別したから、今のパイはベジタリアンなのであって、
冒頭で「ベジタリアン料理は平気?」と聞いていたんだなぁとか。

でも私も、作家の言うとおり、トラの話のほうが美しいと思う。
きちんと現実を受け止めている、パイの強さを、最後にものすごく感じた。
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by moonish2 | 2014-02-27 20:37


生活に潤いと幕末があればそれでいい


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